「Googleで店の名前を調べると、地図と一緒に情報が出ますよね。あれが無料でできるなら、ホームページは要らないのでは?」——これもよくいただくご質問です。結論を先に申し上げると、両方必要で、順番は「Googleビジネスプロフィールが先」です。ただし片方だけでは足りません。理由をご説明します。
そもそも役割が違う
混同されがちですが、この2つはお客様の行動の別の場面を担当しています。
| Googleビジネスプロフィール | ホームページ | |
|---|---|---|
| 役割 | 見つけてもらう | 選んでもらう |
| 出てくる場所 | Google検索・Googleマップ | 検索結果・名刺やチラシからの直接訪問 |
| 載せられること | 営業時間・電話・地図・写真・口コミ・簡単な投稿 | 制限なし。施工事例・料金の考え方・よくある質問・スタッフ紹介 |
| 費用 | 無料 | 制作費と維持費がかかる |
| 情報の主導権 | Googleの仕様に左右される。口コミも自分では消せない | 全部自分で決められる |
つまり、プロフィールは「入口」、ホームページは「その先で説明する場所」です。入口だけあっても、中身を確かめられなければ、金額の大きい仕事は任せてもらえません。
だからまずGoogleビジネスプロフィールから
手間ゼロ・費用ゼロで効果が出るので、まだ登録していない方は今日やってください。地域名で探している人に、いちばん近いところに出られます。
- 店舗・事務所の情報を埋める ── 業種、営業時間、電話、対応エリア、定休日、駐車場の有無
- 写真を10枚以上入れる ── 外観・内観・スタッフ・実際の仕事の様子。スマホ撮影で十分
- 口コミにすべて返信する ── 良い評価にも悪い評価にも。返信している会社は、それだけで信頼されます
- 社名・住所・電話番号の書き方をそろえる ── ホームページ・SNS・名刺で表記がバラバラだと、同じ会社だと認識されません。「株式会社」を「(株)」に略すかどうかまでそろえます
それでもホームページが必要な3つの理由
1. 「ここに頼んで大丈夫か」に答えられるのはホームページだけ
営業時間と電話番号だけでは、どんな仕事をしてきた会社なのかが分かりません。施工事例の写真、料金の考え方、断っている仕事、よくある質問。この情報量の差が、そのまま問い合わせの差になります。金額が大きい仕事ほど、この差が出ます。
2. Googleの都合で消えることがない
プロフィールは便利ですが、表示の仕様も掲載順もGoogleが決めます。仕様変更で見え方が変わることもあります。自社のドメインで持っているホームページは、そういう影響を受けません。自分の資産か、借りている場所かという違いです。
3. AIに答えてもらうための材料になる
最近は検索の上にAIの回答が出るようになりました。AIはどこかに書かれていることを元に答えます。営業時間しか公開していない会社は、営業時間しか答えてもらえません。「鶴見区で〇〇に対応している会社は」と聞かれたときに挙がるかどうかは、ホームページに書いてある内容の量と具体性で決まります。
手間の配分の目安
どちらも完璧にやる時間は、小さな会社にはありません。現実的にはこの順番をおすすめしています。
- Googleビジネスプロフィールを埋める(1〜2時間。無料)
- ホームページを用意する(事例・料金の考え方・よくある質問を中心に)
- プロフィールからホームページへリンクする(ウェブサイト欄に入れるだけ)
- あとは口コミ返信と、月1回の事例追加を続ける
4番が続けられるかどうかで差が出ます。逆に言えば、更新のしやすさで作り方を決めるべきだということです。
私達の現場から
私達の現場でも、ホームページ制作のご相談をいただいたとき、まずGoogleビジネスプロフィールの状態を一緒に確認します。ここが空っぽのまま新しいサイトを作っても、もったいないからです。無料でできることを先に済ませたうえで、ホームページには「プロフィールに載せられないこと」を集める。この分担がいちばん効率が良いと考えています。
当社のまるっとお任せプランはサーバー代12ヶ月込みで88,000円(税込)、維持費0円〜です。Googleビジネスプロフィールの初期設定もあわせてご相談ください。